自宅の外壁塗装をしようと思った時に、塗装工事費用の相場を調べる方も多いでしょう。実際に見積もりをとると、相場よりも高い見積もりが出て驚くことがあるかもしれません。相場より高い見積もりには理由があるかもしれません。
1、塗装する面積が大きい場合
相場のお値段は、建坪からおおよその材料費などを計算しています。実際の建物がどのような形で、どれくらいの面積を塗装するのかということは反映されていません。例えば、特殊な形や縦長、横長の家の形をしていると塗装面積が広くなります。同じ坪数の家でも正方形に近い家より、長方形に近い家の方が塗装面積が広くなります。3階建てや大きなバルコニーのある家などが挙げられます。また窓の数や大きさも塗装面積と関係してくる要因になります。塗装面積が広くなれば材料費が上がることから、相場よりも高くなる原因の一つになるでしょう。
2、塗装をする業者が下請けや孫請けの場合
外壁塗装工事は外壁専門の塗装会社が取り扱いをしています。それ以外でも、建設会社やハウスメーカー、リフォーム会社等が外壁塗装工事を取り扱っています。塗装会社以外の外壁塗装工事では、下請けや孫請けの会社が実際の塗装を行う場合があります。そのような場合には、人件費や仲介料が上乗せされ、相場より高くなるでしょう。
3、なぜ高いかを理解することが大切
この他にも、補修箇所が多い場合、屋根塗装費用が含まれている場合なども費用が多くかかるでしょう。相場よりも高い理由を塗装会社に確認して内容を理解し納得することが、満足のいく外壁塗装をするために大切かもしれません。